生活援助
買物・薬の受け取り
買い物支援では、日常生活に必要な最低限の日用品や食材の購入をお手伝いします。買い物は基本的に地域内の近隣店舗で行うことが前提です。また、薬の受け取りについては、医師の処方箋を持参し薬局で受け取ることができます。さらに、病院での受診手続きの代行も可能です。
CONTENT サービス内容
■買い物リストの作成・確認
■食材の買い物
■日用品の買い物(トイレットペーパーなどの消耗品など)
■薬の受け取り(医師の処方する薬のみ)
■その他(下着、肌着、寝間着といった日常で着る服や生活家電など)
【あったか伊那】が
大切にしていること
ご利用者様の中には、介護サービスを利用していることを周囲に知られたくないと感じる方も少なくありません。そこで私たちは、制服を着用せず私服で介護を行っています。そのため、たとえ買い物代行をしていても「〇〇さんの家にヘルパーさんが来ている」と周りに気づかれにくく、安心してご利用いただけるよう配慮しています。
POINT
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■買い物できないもの
■ご利用者様本人以外のもの
■趣味嗜好品(タバコ、アルコール、雑誌類など)
■贈答品(お中元やお歳暮など)
■市販薬
■その他(外出着や家具、娯楽品など)
買い物同行で購入できるのは、日常生活に欠かせない必需品で、「それがないと生活に支障が出るもの」に限られます。これに当てはまらない品物については、原則として購入できませんのでご了承ください。 -
■買い物への同行について
生活援助での「買い物代行」は、訪問介護員がご利用者様の代わりに単独でスーパーなどに行き、食品や日用品など必要なものを購入してくる支援です。この場合、ご利用者様が一緒に同行することはできません。一方、ご利用者様が同行する買い物支援は「身体介護」としての扱いになり、自立支援の目的が求められます。厚生労働省の通知(老計第10号)では、ご利用者様の残された機能を維持・向上させるための支援が重視されており、特に「1-6 自立生活支援・重度化防止のための見守り的援助」としての買い物同行は、単に日用品を手に入れるためでは認められません。
具体的には、車いす移動の介助を行い、店内でご本人が自ら品物を選び、購入する体験を通じてIADL(手段的日常生活動作)の維持・向上や、買ったものを使って生活の質を高めることを目的としたサービスである必要があります。 -
■お金の取り扱いについて
買い物代行では、クレジットカードは使用できません(本人以外の使用が禁止されているため)。また、立て替え払いについても双方の信用・信頼関係が損なわれるリスクがあるため、お断りしています。現在、当社では現金をお預かりし、買い物後にレシートとお釣りを一緒に確認し、金額の間違いがないかご利用者様と確認する方法を取っています。なお、認知症などでご本人が金銭管理を行うことが難しい場合は、事業所での預り金管理にも対応しています。その際は、ご家族様、ケアマネジャー様、成年後見人の方と連携し、預かり金の金額、使用状況、残高がきちんとわかるように出納管理を行っています。