身体介護
入浴・清拭・着替え
入浴介助は、ただ身体をきれいにするだけでなく、感染症や床ずれの予防、血行や代謝を促すなど、さまざまな面で健康を支える大切なケアです。また、お風呂に入ることで気持ちが落ち着いたり、リラックスできたりと、心の安らぎにもつながります。
CONTENT サービス内容
■体調確認・バイタル測定
■移動支援・見守り
■脱衣・着衣
■洗身・洗髪・洗顔
■皮膚状態の確認
■入浴動作の介助、見守り
■軟膏・保湿剤の塗布
■整容
■水分補給
【あったか伊那】が
大切にしていること
「やっぱり自分の家のお風呂がやっぱり一番落ち着く」「ゆっくり自分のペースでお湯に浸かっていたい」ご利用者様のそんな思いを大切にサポートします。お風呂上がりの笑顔が、私たちの何よりの喜びです。
POINT
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■体調変化への対応
入浴の前後には、体調やバイタルサインの確認を丁寧に行いますのでご安心ください。体調がすぐれない場合や、血圧などが医師の指示する基準を超えている際には、無理をせず入浴を控え、清拭やシャワー浴などに切り替えることもあります。また、皮膚の状態もよく観察し、前回からの変化がないかをしっかりチェック。入浴後には、必要に応じて保湿剤や軟膏を使って、肌の保護も行います。特に心疾患のある方には、ぬるめのお湯での半身浴をご提案し、心臓への負担を軽減。必要に応じて、訪問看護や主治医の先生と連携を取りながら、安全で安心できるケアを提供いたします。 -
■リスクの回避
入浴には、ヒートショックや、麻痺のある方にとっては転倒などのリスクもあるため、注意が必要です。そのため、ヒートショックの予防をはじめ、浴槽グリップや滑り止めマット、入浴用リフトなどの活用について、お身体の状態に合わせてご提案やご相談を行っています。また、シャワーは突然お湯の温度が変わることがあるため、スタッフにはシャワーヘッドから出るお湯に常に指をあてて確認し、温度の変化にすぐ気づいて対応できるよう指導しています。安心して入浴していただけるよう、安全面にも細やかに配慮していますのでご安心ください。 -
※サービス提供できないこと
入浴介助の際、以下のような医療行為にあたることはできません。
■痰の吸引
■摘便
■褥瘡のケア
■ストーマや、尿カテーテルの交換
■巻き爪の爪切り
【その他のできないこと】
■散髪
■カミソリでの髭剃り(電気シェーバーなら可能)
■銭湯での入浴介助など
【訪問入浴サービスについて】
訪問介護とは別に、「訪問入浴介護サービス」という選択肢もあります。このサービスでは、専門のスタッフがご自宅に専用の浴槽を持ち込み、その場で入浴をサポート。介護職員2名と看護師1名の、計3名でサポートするのが一般的です。看護師が同行するため、寝たきりの方やご自宅のお風呂での入浴が難しい方にも、安心してご利用いただけます。ご本人やご家族のご希望に合わせて、訪問入浴サービスのご利用もぜひご検討ください。